2019年12月26日・27日の2日間にわたり、認知行動・脳科学集中レクチャー2019「多感覚処理に関わる脳内ネットワーク ~触覚から社会認知まで~」を、稲盛財団記念館大会議室で開催しました。
今年度は北田亮先生(南洋理工大学・准教授)を講師にお招きして、多感覚処理に関わる神経基盤に関する基礎的な知見から最新の研究成果までを、大変丁寧に解説していただきました。特に、心理物理学、fMRI、TMSなど、複数の手法を相補的に組み合わせることで、触覚のユニークなメカニズムを掘り下げていく北田先生の研究スタイルに、多くの受講者が真剣に聞き入っていました。学内のみならず、学外からも多くの研究者・学生が受講しており、国際的に活躍されている研究者のレクチャーを受けるまたとない機会になりました。 フロアとの活発な質疑応答が行われ、また海外での研究事情等についても話題が及び、受講者にとって大変刺激的な集中レクチャーとなりました。